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ご無沙汰しております。ナッパです。

一時期はブログを毎日更新していたのですが、最近は完全に月に一度のペースとなってしまっているのは困りものですね。

ブログの更新頻度が下がって気づいたことなんですが、どうやら一ヶ月くらい更新しないと、ブログの最初のページに大きな広告が入るようです。

というわけで「最低でも月に一回は投稿できるようにしよう」と考えてます。

全く関係のない話題で恐縮です。


●認知症治療薬開発のニュース

さて前置きが長くなりましたが、今回は先週見たニュースの中で気になったものがあったので紹介したいと思います。

福祉用具専門相談員として、ケアマネジャーさんや業者さんとの会話の中で介護・福祉の新しいニュースを知ることも多いのですが、インターネット上で情報を得ることも多々あります。

今回見かけたのは「認知症」について。

福祉用具に関わらせていただいてる関係で、これまで認知症の方と接する機会も多々ありました。
認知症へのイメージの変化
認知症の方とのトラブルと学んだこと
認知症の方へポータブルトイレをレンタルした話


私自身、実際に自分の家族に認知症の人間ががいるわけではなく、本当に認知症というものを理解しているとはとても言えませんが、ケースによっては当人やご家族の方が非常に悩んでしまわれることがあるというのは経験上感じています。


認知症に対して悩んでおられる方、またはご家族にとって、もしかしたら明るい話題になるのではないかとニュースがこれです。

【認知症を根治するワクチン 早ければ5年後に製品化も】


認知症の約6割を占めているアルツハイマー型の新しい治療薬が開発されたとのことです。

効果については

「すでに大きな効果を発揮しているが、いずれも認知症の症状を軽減して進行を遅らせるものであり、根本的な治療薬ではない」



とのことですが、アルツハイマー型認知症の原因についても研究は進んできているようで、このニュースの最後には

「5年後には、認知症は「防げる」「治る」病になっているかもしれない」



との記述があり、大変興味深く感じ、今回ご紹介させて頂きました。




ここからも私個人が感じたことを書かせて頂きますが、一般的には認知症というものは、悲観的に捉えられることが多いものです。「認知症になってしまってかわいそうに」「大変だろうに」などと。


この例に漏れず、私自身も当初は同じようなイメージを持っていました。しかし、これまで福祉用具専門相談員として色々なご利用者様、ご家族と関わらせていただいた過程において「必ずしもそうではない」という気持ちになったことは大きな進歩だと感じています。


具体的に言うと、認知症が全ての場合において悲観的に受け取られているということはないのです。認知症自体をその方の個性として楽しく生活されている方は多くいらっしゃるのです。




今回は久しぶりの更新となりましたが、認知症治療薬のニュースとその開発を願うと同時に、認知症の方とそのご家族への私のイメージの変化も記させて頂きました。
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bdcam 2011-01-30 22-28-39-556

この福祉用具はどのように使うのでしょうか?



この福祉用具を初めて見たとき、私はどんな使い方をするのかわかりませんでした。


これは「フドーてぶくろ」という福祉用具で、
認知症の方などがオムツをしている場合に
オムツいじりなどの不潔行為をしたり、
爪で自分の体を傷つけてしまうことを防ぐための手袋なのです。



認知症の方の中にはオムツを外してしまったりする不潔行為をしてしまう場合もあります。
また、自分の体を手で引っ掻いたりして傷つけてしまうこともあります。


これは介護をする側の人間にとっては非常に負担の大きい行為であり、
常に注意をしていないと防ぐことができません。

とはいえ四六時中一緒にいるということもできないため、
そのようなときにはこのような福祉用具で不潔行為や自傷行為からご利用者様の体を守ることができます。


この福祉用具の工夫としては手袋自体が本人では外しにくいように設計されているところです。
「ですから手袋を外してしまう」という心配がありません。



しかし実際の使用に関しては、
ご利用者様の体を守り介護者の負担も軽減できるとはいえ、
見方によればご利用者様の自由を奪ってしまうような福祉用具ですので、
福祉用具専門相談員としては慎重にご紹介するようにしています。

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認知症の方は、起きた出来事を忘れてしまうことがあります。

それは仕方のないことです。

ですが、そのことによってトラブルが起きることもあります。

これは私が認知症の方に福祉用具を提供したときに起きた話です。




あるご利用者様のご家庭に福祉用具を導入することとなりました。

電話をしてきたのはケアマネージャーだったのですが、
ご家族のかたからの要望ということでした。

歩行器を試してみたいとのことでしたので、私は早速手配してデモ品としてお持ちいたしました。

その日、時間の都合がつかなかったため、初回の訪問は私一人でした。


「そのご利用者様は軽度の認知症である」ということを知らされていたのですが、

お話させていただくと全くそのような素振りは見せずに、こちらの説明もしっかりと理解しておられるようでした。



滞り無く導入が済んで、その日は終わりました。





しかし翌日・・・


ケアマネージャーから電話がありました。

内容は、
「昨日歩行器を持って行ってもらった○○さんのご家族が、通帳がなくなったと言っている」

そして・・・

「昨日〇〇さんの家におじゃましたのはあなただけので確認してくれと言われた」


つまり私が、家の通帳を盗んだと疑われてしまったのです。


もちろん私は通帳なんて見てもいません。

しかしどうやら、そのご利用者様が「福祉用具専門相談員が来る前まではあった」と家族に言っているらしく、
疑われてしまったのです。


とにかく誤解を晴らすためにすぐにご家族の方にご連絡し、話を聞いていただいてその場はなんとか収まりました。



そしてその日の夕方にご家族の方から直接お電話をいただきました。

「いつも通帳がおいてあるところと全く別のところから見つかった」
とのことでした。

よくよく話を聞くと、どうやらご利用者様がしまい込んでしまったとのことでした。
ご家族の方も丁寧にお詫びをしてくれて、その問題は無事に済んだのですが、
後から考えると私の方にも落ち度があったと言わざるを得ません。


というのは事前に私は「〇〇さんが認知症である」との情報を得ていたのです。

ということは今回のような問題は想定されることです。

多少時間がずれたとしても、せめて初回はケアマネージャーと共に同行するか、ご家族の方がいらっしゃるときに訪問すべきだったのです。



認知症だと言ってもご家族の方からすれば大切な家族です。
その家族が言っていることを「認知症だから」と疑えという方が無理というものです。


ですから、私はまずはご利用者様とそのご家族との信頼関係を築くことから始めなければならなかったのです。



この件以降、私は認知症の方の家庭に訪問するときは、
初回は「2人以上」もしくは「ご家族の方がいる時」に訪問するように心がけています。


はじめに
現役福祉用具専門相談員として活動しているブログ管理人ナッパの「福祉用具専門相談員の仕事ブログ」です。

●福祉用具専門相談員の仕事内容
●福祉用具の種類・使い方
●住宅改修について


を主に取り扱っています。


福祉用具について知りたい方、福祉用具専門相談員に興味のある方の参考になれば幸いです。それではよろしくお願いします。

プロフィール

ナッパ☆

Author:ナッパ☆
福祉用具専門相談員と福祉住環境コーディネーター2級の資格を持って福祉用具のレンタル販売・住宅改修の仕事をしています
連絡先はこちら
kaigoyougufukusi☆gmail.com
☆を@に変えてメールください。

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