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以前の歩行器の記事にも少し書きましたが、福祉用具の大きさは高齢者の平均に合わせて作られているものが多いです。


ですから、必要な機能は揃っているのに「サイズが合わずに使えない」ということがしばしば起こります。
今回は介護ベッドを導入した時の話です。



私がお伺いしたのは83歳の男性の方でした。
30代で脳梗塞を発症して以来、左半身麻痺で寝たきりの生活を送ってきた方でした。

その時に依頼されたのは3モーター式の電動ベッドと、
エアマットを導入して欲しいとのことでした。
エアマットに関してはかかと褥瘡ができてしまったためとのことでした。


福祉用具の依頼の際に身長が180㎝とかなり高い方だと聞いていましたが、
導入しようとしていたベッドは全長210㎝でしたので長さの点は心配せずにお持ちしました。


そして要望の通りに3モーターベッドとエアマットをお持ちして実際に寝ていただいたのですが、寝ていただいて初めて気づいたことがありした。


なんと、ベッドの長さがギリギリで利用者様のつま先がフットボードにぶつかってしまう状態だったのです。


ベッドの全長と利用者様の身長の関係ではぶつかるはずはなかったのですが、
よくよく見てみると、あることに気づきました。

私はその利用者様の拘縮の状態を見落としていたのです。
つま先をピンと伸ばした状態での拘縮となっていたため、身長が15㎝~20㎝伸びた状態になっていたのです。

ですから頭の上とヘッドボードの距離と、つま先からフットボードの距離が殆ど無くなっていました。

ベッドの電動機能を使うとつま先がフットボードに干渉してしまうほどでした。


そこでベッドの全長を伸ばす延長フレームを導入することにしました。

これを取り付けたことでベッドの全長が15㎝伸びました。
それに付属して延長マットレスも入れたのですが、しかし、
もともとのマットレスがエアマットだったため、
足の部分だけ硬いマットレスとなってしまうという新たな問題が生じてしまいました。


この方はかかとに褥瘡を持っていたため、
かかと部分を硬いままにはできないということで長さのあるエアマットを探したのですが見つかりませんでした。


そこでさらに導入した福祉用具が『かかとの部分に特化した福祉用具』である
『フワガード』という福祉用具でした。


足だけをガードするように設計されている福祉用具のため、
足の部分のマットレスが通常のものでも褥瘡予防の効果を発揮し、
しばらく使用したのちに褥瘡が治癒しました。

治癒した現在は、かかとの部分だけ車椅子用のクッションを敷いて対応しています。



この時に「福祉用具のサイズも幅広くなっていくべきだ」と強く感じました。
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福祉用具   大きさ   サイズ   介護ベッド   エアマット      福祉用具専門相談員   褥瘡   かかと   脳梗塞  
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はじめに
現役福祉用具専門相談員として活動しているブログ管理人ナッパの「福祉用具専門相談員の仕事ブログ」です。

●福祉用具専門相談員の仕事内容
●福祉用具の種類・使い方
●住宅改修について


を主に取り扱っています。


福祉用具について知りたい方、福祉用具専門相談員に興味のある方の参考になれば幸いです。それではよろしくお願いします。

プロフィール

ナッパ☆

Author:ナッパ☆
福祉用具専門相談員と福祉住環境コーディネーター2級の資格を持って福祉用具のレンタル販売・住宅改修の仕事をしています
連絡先はこちら
kaigoyougufukusi☆gmail.com
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